新型コロナウィルス感染症における当店の取り組み

新型コロナウィルスの感染拡大により、 外出自粛が呼びかけられ始めた頃、私達飲食店は来客数が激減しました。 休業を決める店もありましたが、可能な時間の中で営業を続けたり、テイクアウトを始めたりと、今出来る事を精一杯考えて工夫をしている姿に、胸がいっぱいになりました。

Relier(ルリエ)は花屋+BARという形態のお店なので、BARは緊急事態宣言発出と共に休業しましたが、花屋としては営業を続けられています。
しかし、お店を閉めるという事、お客様が来ないという事は収入に直結し、それがどれだけ不安な事なのか、オープン当初、似たような状況で不安に覆いつくされた自分の記憶と重なりました。

ある日SNSを見ていると、友人が「上を向いてプロジェクト」を取り上げていました。
医療従事者であるその友人は、この動画を見て涙をこぼし、これから頑張るために、自分は今辛いのだと自覚することも必要なのだと書いていました。

その言葉を見て、私には知り得ない緊迫した医療現場の現状を垣間見たような、強い衝撃を受けました。
危険や恐怖と隣り合わせの状況でありながら現場に立つその心の強さは、正義感だけで支えられているようなもの。

苦境にありながら、自分がするべき事に精一杯立ち向かっている私の周りの人達を見て、何か出来る事は無いか・・・という想いが、日を追う毎に募っていきました。
そして考えれば考える程、必ず最後に辿り着く答えは、『音楽』でした。
なぜなら私は学生時代に、大好きな音楽を学んできたのです。

音楽は、どんな人にも届ける事が出来る。

でも、1人の力はとても微力だという事を、10年お店を続けてきた中で、私は痛い程実感しました。 そこで、昔の仲間の力を借りたいと思い、みんなで演奏しないかと思い切って持ち掛けたところ、あっという間に同級生が声を掛け合い再び繋がっていき、学生時代に演奏した曲を再演する運びとなったのです。

そしてさらにその曲は、学生時代にチャリティーコンサートで演奏した曲だったという事が分かりました。

これは偶然ではなく、必然なのではないか。
それならば今回の演奏もチャリティーコンサートとして、逼迫しているという医療現場でお役に立てて頂けるように、気持ちを届けたい。

そんな想いから、この活動が確立しました。

今回のこの活動にご賛同いただいて得られた募金は、私達が大学生活を過ごした大阪府の、新型コロナウィルス感染症に関する医療及び療養に従事される方々を支援する為の基金である、「新型コロナウィルス助け合い基金」に寄付致します。

今回準備を進めるにあたって、演奏する私達がまずこの取り組みをきっかけとして、久しぶりに言葉を交わし、今すべき目標に向けて準備を進め、音楽を奏でる事で、不自由で不安だらけの毎日を一変させる事が出来ました。

笑顔は連鎖します。
音楽を学んだ仲間で再び演奏する音楽が、聴いて下さった方々の心を潤し、今も明日も笑顔で過ごせるよう、小さなきっかけになれれば幸いです。

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